去就に注目が集まっているマネ [写真]=Getty Images
バイエルンに所属しているセネガル代表FWサディオ・マネが、退団に近づいているようだ。28日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在31歳のマネは、メス(フランス)、ザルツブルク(オーストリア)、サウサンプトンを経て、2016年夏にリヴァプールへと完全移籍で加入。在籍6年で公式戦通算269試合出場で120ゴール48アシストを記録し、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ優勝や2019-20シーズンのプレミアリーグ優勝などに貢献した。
そして、昨夏にバイエルンに加入したが、シーズン前半戦こそ公式戦通算11ゴールをマークしたものの、FIFAワールドカップカタール2022開幕前の昨年11月に腓骨を負傷。約3カ月間の戦線離脱を余儀なくされ、最終的には公式戦38試合出場で12ゴール6アシストを記録するにとどまった。
加入して以降、ピッチ外での問題行動も明らかになっていたマネは今夏の退団が噂されていたものの、現在は新シーズンに向けたプレシーズンツアーで来日している。しかし、今回の報道によると、同選手はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属しているアル・ナスルへの移籍に近づいているという。
アル・ナスルはマネ獲得に向けて4000万ユーロ(約62億円)のオファーを提示している模様で、同選手は29日に行われる川崎フロンターレ戦後にシンガポールへ移動する予定となっているチームに帯同しないことが報じられている。
なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏も、昨日の進展した話し合いを経て、バイエルンがアル・ナスルからの口頭のオファーを受け入れたとして、選手側が書類を確認した後、メディカルチェックを受けて取引が完了する予定であることを伝えている。
アル・ナスルにはC・ロナウドやコロンビア代表GKダビド・オスピナらが在籍しているほか、今夏の移籍市場ではインテルからクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチ、RCランスからコートジボワール代表MFセコ・フォファナ、マンチェスター・Uからブラジル代表DFアレックス・テレスらを獲得しているなか、マネも加入することになりそうだ。
By サッカーキング編集部
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