胸中を明かしたマネ [写真]=Getty Images
サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)のアル・ナスルへの移籍が決定的となっているバイエルン所属のセネガル代表FWサディオ・マネが、移籍に際して自身の無念の想いを明かした。7月31日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
現在31歳のマネは、メス(フランス)、ザルツブルク(オーストリア)、サウサンプトンを経て、2016年夏にリヴァプールへと完全移籍で加入。在籍6年で公式戦通算269試合出場で120ゴール48アシストを記録し、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ優勝や2019-20シーズンのプレミアリーグ優勝などに貢献した。
そして、昨夏にバイエルンに加入したが、シーズン前半戦こそ公式戦通算11ゴールをマークしたものの、FIFAワールドカップカタール2022開幕前の昨年11月に腓骨を負傷。約3カ月間の戦線離脱を余儀なくされ、最終的には公式戦38試合出場で12ゴール6アシストを記録するにとどまった。
バイエルン加入以降、ピッチ外での問題行動も明らかになっていたマネは、新シーズンに向けたプレシーズンツアーで来日していたものの、アル・ナスルへの移籍に近づいていることが明らかになっており、報道によると、31日にドバイでメディカルチェックを受ける予定で、移籍金2400万ポンド(約44億円)での移籍が間近に迫っていることが伝えられている。
そんななか、マネはドイツメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応え、バイエルン退団について「こうして別れを告げるのは、とても悲しい。できることなら、別の結末が良かった。今季はこのチームを助けることができたはずなんだ。それをみんなに証明したかった」と自身の無念の想いを明かした。さらに「僕はクラブとファンの将来が最善であることだけを祈っている」と続け、バイエルンにエールを送った。
不本意な形でのバイエルン退団に無念の想いを明かしたマネ。新天地となるサウジアラビアでは再び輝きを放つことはできるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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