PSGへの移籍が噂されるコロ・ムアニ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)は、フランクフルト所属のフランス代表FWランダル・コロ・ムアニの獲得を諦めていないようだ。21日、フランスメディア『RMC』が報じている。
昨シーズンはリーグ・アン連覇を達成したものの、チャンピオンズリーグ(CL)とクープ・ドゥ・フランスでベスト16敗退の憂き目に遭うなど、消化不良の結果に終わったPSG。同クラブは今夏にルイス・エンリケ新監督を招へいし、スペイン代表FWマルコ・アセンシオやフランス代表DFリュカ・エルナンデスら複数名の即戦力を獲得した一方で、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス、ブラジル代表FWネイマールが退団。スカッドの刷新が進行中だ。
そうしたなか、フランス代表FWキリアン・エンバペの去就が不透明となっていることもあり、PSGは今夏の移籍市場でのストライカーの補強を検討。昨シーズンのフランクフルトで公式戦通算23ゴールと躍動したコロ・ムアニに目を向け、実際に交渉を開始して個人間では合意に至ったことが伝えられていた。しかし、PSGはフランクフルトに最初のオファーとして移籍金6500万ユーロ(約103億円)を提示したものの、このオファーを拒否されており、未だクラブ間合意にこぎ着けることはできていない。
そんななか、今回の報道によると、PSGは2度目のオファーとして移籍金7000万ユーロ(約111億円)+ボーナスを準備している模様で、コロ・ムアニの獲得を諦めていないようだ。しかし、同メディアによると、フランクフルト側は8000万ユーロ(約127億円)から9000万ユーロ(143億円)の移籍金を要求していると報じており、PSGの提示額はフランクフルト側の要求額を満たしていないことも合わせて伝えている。
果たして、PSGは24歳のフランス代表FWを新戦力として迎え入れることはできるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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