ドイツ代表に追加招集されたミュラー [写真]=Getty Images
ドイツサッカー連盟(DFB)は4日、2つの国際親善試合に臨む同国代表にFWトーマス・ミュラー(バイエルン)を追加招集したことを発表した。
EURO2024開催国のドイツは予選を免除されており、9月のインターナショナルウィークでは2つの国際親善試合を予定。現地時間9日にはヴォルフスブルクにて、昨年のFIFAワールドカップカタール2022・グループステージで敗れた日本代表と、12日にはドルトムントにて同大会で準優勝を飾ったフランス代表と対戦する。
8月31日にメンバー24名を発表していたドイツ代表だが、ここにきて実績豊富なベテランFWを追加招集することが決定した。DFBの発表によると、FWニクラス・フュルクルク(ドルトムント)が腱に軽度の負傷を抱えていることから、日本戦およびフランス戦に出場できない可能性が浮上しているという。同選手は代表活動に参加するものの、DFBは欠場の可能性を考慮し、ミュラーの追加招集に踏み切ったようだ。
現在33歳のミュラーは2010年3月にドイツ代表デビューを飾り、ここまで国際Aマッチ通算121試合の出場で44ゴール40アシストをマークしている。これまで3度のFIFAワールドカップを経験し、初出場の2010年南アフリカ大会では5ゴールで得点王を受賞。また、4年後のブラジル大会でも5ゴール3アシストを記録し、優勝に大きく貢献した。また、EUROにも過去3度出場している。
なお、ミュラーにとっては昨年冬のFIFAワールドカップカタール2022以来の代表復帰となる。
9月の2連戦に臨むドイツ代表のメンバーは以下の通り。
▼GK
オリヴァー・バウマン(ホッフェンハイム)
マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ/スペイン)
ケヴィン・トラップ(フランクフルト)
▼DF
エムレ・ジャン(ドルトムント)
ロビン・ゴゼンス(ウニオン・ベルリン)
ベンヤミン・ヘンリヒス(ライプツィヒ)
ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)
フェリックス・ヌメチャ(ドルトムント)
アントニオ・リュディガー(レアル・マドリード/スペイン)
ニコ・シュロッターベック(ドルトムント)
ニクラス・ズーレ(ドルトムント)
ヨナタン・ター(レヴァークーゼン)
マリック・チャウ(ミラン/イタリア
▼MF/FW
ユリアン・ブラント(ドルトムント)
ニクラス・フュルクルク(ドルトムント)
セルジュ・ニャブリ(バイエルン)
パスカル・グロス(ブライトン/イングランド)
イルカイ・ギュンドアン(バルセロナ/スペイン)
カイ・ハフェルツ(アーセナル/イングランド)
ヨナス・ホフマン(レヴァークーゼン)
ジャマル・ムシアラ(バイエルン)
レロイ・サネ(バイエルン)
ケヴィン・シャーデ(ブレントフォード/イングランド)
フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)
トーマス・ミュラー(バイエルン)
By サッカーキング編集部
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