圧巻の独走弾で相手にトドメを刺したリエルソン(#26) [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第6節が29日に行われ、ホッフェンハイムとドルトムントが対戦した。
試合の均衡が破れたのは18分、ドルトムントが先制に成功する。相手DFがスローインからビルドアップを試みた場面を狙い、ユリアン・ブラントがボールを奪取。こぼれ球に反応したニクラス・フュルクルクが相手GKとの一対一を制し、今夏の移籍後初ゴールを記録した。
25分にPKで追いつかれたドルトムントだったが、前半終了間際にマルコ・ロイスがゴール前のこぼれ球を押し込んで勝ち越し成功。1点リードで折り返す。
ホッフェンハイムは後半開始早々、立て続けにドルトムントのゴールを脅かす。48分、グリシャ・プレメルにがゴール前でヘディングシュートを放ったものの、相手GKグレゴール・コベルのファインセーブに阻まれる。51分にはペナルティエリア手前でフリーキックを獲得すると、キッカーのロベルト・スコフは左足で直接ゴールを狙ったものの、ポストに嫌われて同点とすることはできない。
すると71分、ドルトムントが退場者を出してしまう。ラミ・ベンセバイニが相手のリスタートを妨害して2枚目のイエローカードを受け取り、アウェイチームは残り時間を数的不利で戦うことになった。
ホッフェンハイムの攻撃に耐えつつカウンターで追加点を狙ったドルトムントは、後半アディショナルタイム5分に値千金の追加点を獲得する。自陣左サイドで相手からボールを刈り取ったユリアン・リエルソンが、そのまま単騎で進軍開始。ドリブルで相手2人を剥がして敵陣ペナルティエリア内まで運び、最後は相手GKとの一対一を制してゴールネットを揺らした。
試合はこのまま終了。ドルトムントは3連勝で開幕6戦無敗となり、ホッフェンハイムの連勝は「4」で止まった。次節、ホッフェンハイム10月7日に敵地でブレーメンと対戦する。ドルトムントは4日にチャンピオンズリーグでミランと、7日にブンデスリーガ第7節でウニオン・ベルリンと対戦する。
【得点者】
0-1 18分 ニクラス・フュルクルク(ドルトムント)
1-1 25分 アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム)
1-2 45+2分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
1-3 90+5分 ユリアン・リエルソン(ドルトムント)
By サッカーキング編集部
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