ドイツ代表がアメリカ代表を下した [写真]=Getty Images
国際親善試合が14日に行われ、アメリカ代表とドイツ代表が対戦した。
9月から就任したユリアン・ナーゲルスマン監督の初陣となったドイツ代表は、レロイ・サネら主力組に加え、マッツ・フンメルスやヨナタン・ター、パスカル・グロスも先発で起用された。対するアメリカ代表もセルジーニョ・デスト、ウェストン・マッケニー、クリスチャン・プリシッチら主力が順当にスターティングイレブンを飾った。
試合の均衡が破れたのは27分、アメリカ代表が先制に成功する。左サイドでボールを持ったプリシッチがカットインを仕掛け、次々に相手を剥がしてペナルティエリア手前まで運ぶ。そのまま右足を振り抜き、強烈なミドルシュートをゴール右上に突き刺した。
39分、ドイツ代表が試合を振り出しに戻す。サネが右サイドから中央へと切れ込み、ボックスに近づくとイルカイ・ギュンドアンとのパス交換で相手DFラインの背後を取る。飛び出してきた相手GKマット・ターナーに阻まれてサネはシュートに持ち込めなかったが、ギュンドアンがこぼれ球に反応して押し込んだ。
同点で折り返すと、ドイツが58分に逆転成功。フロリアン・ヴィルツが右サイドから折り返し、ペナルティエリア手前で収めたジャマル・ムシアラは、ボックス左に位置取っていたロビン・ゴセンスに展開。ゴセンスはワンタッチパスで相手DFラインの背後へ配球し、ボックス中央で待ち構えていたニクラス・フュルクルクが冷静に相手GKとの一対一を制した。
さらに61分、フュルクルクの折り返しにムシアラが合わせ、ドイツがリードを広げる。81分からは、初招集された3人のうちの1人であるクリス・フューリッヒがA代表デビューを飾った新生ドイツ。危なげなく試合を締め、ナーゲルスマン体制は白星スタートとなった。
ともに次戦は17日に行われ、アメリカはガーナ代表、ドイツはメキシコ代表と対戦する。
【スコア】
アメリカ代表 1-3 ドイツ代表
【得点者】
1-0 27分 クリスチャン・プリシッチ(アメリカ)
1-1 39分 イルカイ・ギュンドアン(ドイツ)
1-2 58分 ニクラス・フュルクルク(ドイツ)
1-3 61分 ジャマル・ムシアラ(ドイツ)
By サッカーキング編集部
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