クラブ新記録を樹立したミュラー [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するドイツ代表FWトーマス・ミュラーが新たな記録を樹立した。28日、クラブ公式サイトが伝えている。
ブンデスリーガ第9節が28日に行われ、バイエルンはダルムシュタットと対戦。試合開始わずか4分でジョシュア・キミッヒが一発退場となると、ダルムシュタット側にも前半で2人の退場者が出るなど大荒れの展開となったが、ハリー・ケインがハットトリックを達成するなど、後半に8得点を挙げたバイエルンが8-0で大勝した。
この試合ベンチスタートとなったミュラーは65分から途中出場を果たすと、5-0で迎えた71分にノゼア・マズラウィのクロスに右足で合わせてチーム6点目をマーク。そのほか、ケインとジャマル・ムシアラのゴールもアシストするなど、3点に関与して勝利に貢献した。
ここまでブンデスリーガで7試合に出場していたミュラーだが、ゴールはなく、ダルムシュタット戦のゴールが今季リーグ8試合目にして初ゴールとなった。この結果、15年連続でブンデスリーガでゴールを決めた同選手は、元ドイツ代表FWゲルト・ミュラー氏や同代表DFクラウス・アウゲンターラー氏、同代表MFメーメット・ショル氏らが記録したこれまでの最高記録である14年連続を上回り、ブンデスリーガ15シーズン連続で少なくとも1ゴールを挙げたバイエルン史上初の選手になったことが伝えられている。
現在34歳のミュラーは2000年からバイエルンの下部組織に所属し、2008年7月にトップチームデビューを飾って以降、一度もレンタル移籍を経験することなく“ワンクラブ・マン”として活躍。今シーズンはここまで公式戦10試合に出場しているものの、先発出場は3試合にとどまるなど、ベンチスタートとなる機会も増えているなか、同クラブで新たな記録を樹立することに成功した。
By サッカーキング編集部
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