今夏にニュルンベルクに加入した奥抜侃志 [写真]=Getty Images
ニュルンベルクは14日、日本代表MF奥抜侃志の負傷について発表した。
クラブの発表によると、奥抜は現地時間11日に行われた2. ブンデスリーガ(2部リーグ)第13節パーダーボルン戦(3-1○)の試合中に中手骨を骨折したとのこと。現時点で手術の予定はなく、保存療法での治療が行われるようだ。なお、現地時間14日火曜日の全体トレーニングには合流せず、室内で別メニューをこなしたことも併せて発表されている。
1999年8月11日生まれで現在24歳の奥抜は大宮アルディージャの下部組織出身で、2018年2月にトップチームへ昇格。その後はポーランドのグールニク・ザブジェへのレンタルを経て、今夏にニュルンベルクに完全移籍で加入した。今シーズンは左ウイング(WG)の主力としてここまで2. ブンデスリーガで13試合出場3ゴール1アシスト、DFBポカールで2試合出場1ゴール1アシストをマーク。先月には日本代表へ初招集された。
14日のドイツ紙『ビルト』は、奥抜の負傷を「ニュルンベルクにとって衝撃的なニュース!」と題して報道。試合中に本人が負傷に気付いていなかったことから、他の選手に踏まれるなどして受傷した可能性が高いと指摘しつつ、公式戦通算4ゴール2アシストと結果を残している同選手の離脱はクラブにとって大きな痛手だと伝えている。
なお、現時点で全治期間は明らかになっていない。今シーズンはバイエルン所属のドイツ代表MFレオン・ゴレツカも同様のケガを負ったものの、約2週間ほどで戦列復帰を果たしていた。しかし、同選手は手術を受けているため、保存療法をとる奥抜の離脱がどれほどの期間になるかは不透明だ。
By サッカーキング編集部
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