レアル・マドリード・カスティージャを率いるラウール監督（写真は2019年） [写真]=Getty Images
15日にウルス・フィッシャー監督と双方合意の上で契約を解除したウニオン・ベルリンが、後任候補の1人としてレアル・マドリード・カスティージャを率いるラウール・ゴンサレス監督をリストアップしている模様だ。24日、スペイン紙『アス』が伝えている。
近年、ウニオン・ベルリンはフィッシャー監督の下で急成長を遂げていた。同監督が2018年夏に就任すると、2018－19シーズンはクラブ史上初となるブンデスリーガ1部昇格を実現。翌2019－20シーズンにはブンデスリーガを11位で終えて、悠々と残留を果たした。クラブの躍進は続き、2020－21シーズンはUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ（ECL）出場権を獲得。2021－22シーズンはUEFAヨーロッパリーグ（EL）、2022－23シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場を決め、着実にステップアップしていた。
しかし、今季ウニオン・ベルリンはブンデスリーガ、CL、DFBポカールを含めた公式戦で12連敗を喫するなど大不振に陥る。現在、ブンデスリーガでは最下位・ケルンと同勝ち点の17位。ついには、クラブ躍進の立役者だったフィッシャー監督との決別を余儀なくされた。
『アス』によると、現在新監督探しに奔走しているウニオン・ベルリンは、ラウール監督に白羽の矢を立てているという。ラウール監督は2018－19シーズンにレアル・マドリードのカデーテB（U－15）指揮官に就任。翌2019－20シーズンからカスティージャで指揮を執り始めた。現役時代、シャルケでプレーした経験のあるラウール監督はドイツサッカーにも馴染みがあり、ウニオン・ベルリンはチーム再建を任せる人材として適任と考えている模様だ。
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By サッカーキング編集部
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