契約を延長したノイアーとウルライヒ [写真]=Getty Images
バイエルンは28日、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーと、ドイツ人GKスヴェン・ウルライヒの2選手と契約延長に至ったことを発表した。なお、両選手ともにそれぞれ新契約は2025年6月30日までとなる。
現在37歳のノイアーはシャルケの下部組織出身で、2006年にトップチームでデビューを果たした。その後2011年にバイエルンに移籍すると、以降チームの絶対的守護神としてここまで公式戦通算494試合に出場。2017年からはチームのキャプテンを務め、11度のブンデスリーガ制覇や2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇などに大きく貢献している。
FIFAワールドカップカタール2022敗退後の昨年12月、休暇中にスキーでリフレッシュしている最中に右下腿部を骨折する大ケガを負い手術を実施したノイアーは、長期離脱を余儀なくされていたが、先月末に戦列復帰を果たし、今シーズンはここまで公式戦6試合に出場している。
現在35歳のウルライヒはシュトゥットガルトの下部組織出身で、2015年夏にシュトゥットガルトからバイエルンに移籍。2017-18シーズンには長期離脱を強いられたノイアーの代役を務めてリーグ優勝にも貢献した。ノイアー復帰後は出場機会に恵まれず、2020年夏にハンブルガーSVへと移籍を果たしたものの、2021年夏にバイエルンに復帰。今シーズンはノイアーが復帰するまで守護神を務め、ここまで公式戦12試合に出場するなど、同クラブでは通算98試合に出場している。
契約延長に至った両選手はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
■マヌエル・ノイアー
「もう1年バイエルンに残ることができて嬉しい。長いケガを経て、本格的に戻ってくることができた。このチームでピッチに立てることは僕にとってとても楽しい。ファンの皆と一緒に今後数年間で大きな目標を達成できると確信している。そして、明らかに2025年のミュンヘンでのチャンピオンズリーグ決勝もその一つだ。スヴェンがまだ僕の側にいてくれることはさらに嬉しいよ」
■スヴェン・ウルライヒ
「2015年にシュトゥットガルトからバイエルンに来た時は、こんなに長くここにいることになるとは思ってもみなかった。今、僕は契約を2025年まで延長し、目標の達成に向けて引き続き貢献していくことになる。マヌエルやダニエル・ペレツ、GKコーチのミヒャエル・レヒナーとこれからも一緒に仕事ができることを嬉しく思う。マヌエルとはサッカーへの情熱以上に多くの共通点があり、僕たちは友達なんだ」
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト