シュトゥットガルトとレヴァークーゼンの一戦はドロー [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第14節が10日に行われ、シュトゥットガルトとレヴァークーゼンが対戦した。
開幕からここまで11勝2分と無敗を維持し、リーグ首位を快走中のレヴァークーゼン。今節は2位のバイエルンが初黒星を喫したため、暫定「3」ポイントとなっている勝ち点差をさらに広げる絶好のチャンスだ。一方のシュトゥットガルトもここまで3位と好調を維持。今節は5連勝を目指す一戦となる。シュトゥットガルト所属の日本代表MF原口元気はベンチから出場機会をうかがうこととなった。
序盤は拮抗した展開に。3分、シュトゥットガルトはデニズ・ウンダフからセール・ギラシへと繋ぎ、最後はクリス・ヒューリッヒがシュートを放つもGKルーカス・フラデツキーがセーブ。7分にはギラシの直接FKを足がかりに連続して決定的なシュートを放つも、DFの身体を張った対応に阻まれ得点ならず。対するレヴァークーゼンは9分、ヴィクター・ボニフェイスのパスに抜け出したアミン・アドリのシュートが左ポストを直撃した。
その後はシュトゥットガルトが押し気味にゲームを進める。17分、マクシミリアン・ミッテルシュテットのパスを受けたウンダフがボックス内で左足を振り抜く。25分にはヒューリッヒのスルーパスに抜け出したギラシに決定機が訪れたが、いずれもGKフラデツキーの好セーブに阻まれる。40分、右サイドを駆け上がったヨシュア・ヴァグノマンがボックス内へ侵入し、低いクロスを供給。これにヒューリッヒが合わせ、ホームチームが先制に成功した。
後半に入ると、1点ビハインドのレヴァークーゼンが攻勢を強める。47分、敵陣内で細かくボールを繋ぐと、グラニト・ジャカのパスに抜け出したギラシが相手DFと競り合いながらラストパス。走り込んだフロリアン・ヴィルツがダイレクトでネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。その直後には前線でのボール奪取からジャカがボックス手前で左足を振り抜くも、強烈なシュートは右ポストに阻まれた。
追い付かれたシュトゥットガルトは81分、ジェイミー・ルウェリングがドリブルで持ち込むと、最後はアンジェロ・スティラーがミドルシュートを狙うも、GKフラデツキーが好セーブ。対するレヴァークーゼンは87分に決定機。アレハンドロ・グリマルドの右CKを足掛かりに、最後はヨナタン・ターがボックス内中央で右足を振り抜くも、シュートは惜しくも枠の左へ外れた。
その後もレヴァークーゼンが圧力を強めたものの勝ち越しゴールは奪えず。試合はこのまま1-1で終了し、両チームが勝ち点「1」を分け合う結果となった。なお、原口は出場なしに終わっている。次節は17日に行われ、シュトゥットガルトはアウェイでバイエルンと、レヴァークーゼンはホームでフランクフルトと対戦する。
【得点者】
1-0 40分 クリス・ヒューリッヒ(シュトゥットガルト)
1-1 47分 フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)
By サッカーキング編集部
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