ヴォルフスブルク戦で記録を達成したムシアラ [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラが、ブンデスリーガ通算100試合出場を達成した。
2003年2月26日生まれで現在20歳のムシアラはサウサンプトンやチェルシーのアカデミーを経て、2019年夏にバイエルンの下部組織へ加入した。2020年6月に「17歳115日」というクラブ史上最年少記録でブンデスリーガデビューを果たすと、同年9月には初ゴールをマーク。その後も攻撃の主軸として活躍を続けており、ここまで公式戦通算142試合出場35ゴール26アシストという成績を残している。
そんなムシアラは現地時間20日に行われたヴォルフスブルク戦にて、ブンデスリーガでの通算出場試合数が大台の「100」に到達。データサイト『Opta』によると、バイエルン所属選手が21歳の誕生日前にブンデスリーガ100試合出場を達成するのは同選手が初めてであり、クラブ史上最年少記録となっているようだ。また、リーグ全体で見ても、ドイツ代表FWカイ・ハフェルツ(現:アーセナル)、同FWティモ・ヴェルナー(現:ライプツィヒ)、同MFユリアン・ドラクスラー(現:アル・アハリ・ドーハ)に次ぐ4番目の若さでの記録達成だという。
ここまで100試合での個人成績は26ゴール21アシスト。節目の一戦となったヴォルフスブルク戦でも33分にドイツ代表FWトーマス・ミュラーが右から上げたクロスにヘディングで合わせ、チームに貴重な先制点をもたらした。その後、イングランド代表FWハリー・ケインの一撃でリードを広げたバイエルンはヴォルフスブルクの反撃を1点に抑え、年内最後のリーグ戦を白星で飾っている。
弱冠20歳ながらバイエルンの前線に欠かせぬ存在となっているムシアラ。12連覇を目指す同クラブは1試合消化の多い首位レヴァークーゼンを暫定「4」ポイント差で追っている。昨シーズンの優勝を決めるゴールを決めた“神童”の今後の活躍にも大きな期待がかかる。
By サッカーキング編集部
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