PSGからの関心が報じられたキミッヒ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)がバイエルン所属のドイツ代表MFジョシュア・キミッヒに関心を寄せているようだ。9日、ドイツメディア『スカイスポーツ』やフランス紙『レキップ』が伝えている。
今シーズン開幕前にルイス・エンリケ新監督を迎えたPSGは、リーグ・アン全日程の半分にあたる17試合を消化し勝ち点「40」を獲得。首位でのシーズン折り返しに成功したほか、チャンピオンズリーグ(CL)では“死の組”とも形容されたグループFを2位で通過した。しかし、エンリケ監督は今冬の移籍市場での戦力拡充を希望。とりわけ守備的MFのポジションに即戦力を迎え入れたいと考えているようだ。
直近はでニューカッスルに所属するブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスへの関心が報じられたPSGだが、長らくバイエルンの中盤の主軸に君臨しているキミッヒにも具体的な関心を寄せているとのこと。移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、エンリケ監督は同選手の能力を高く評価しており、可能であれば今冬の移籍市場での獲得を希望しているという。また、実現の可能性は極めて低いものの、バイエルンが獲得を狙うフランス代表DFノルディ・ムキエレの交渉の一部にキミッヒを含めることも検討しているようだ。
現在28歳のキミッヒはパスの配給能力に優れたボランチ。シュトゥットガルトの下部組織出身で、2013年に入団したライプツィヒでプロデビューを飾った。2015年にバイエルンへ完全移籍で加入すると、程なくして主力に定着し、ここまで公式戦通算367試合の出場で41ゴール100アシストをマーク。現行契約は2025年6月末までとなっているものの、直近では移籍の可能性も噂されており、かつて“師弟関係”を築いたジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティなどからの関心が報じられている。
なお、キミッヒ自身は今冬のバイエルン退団を一才考えておらず、クラブ側も残留を望んでいるようだ。しかし、PSGは来夏の移籍市場での獲得も視野に、今後も動向を注視していくものと見られている。
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By サッカーキング編集部
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