ドルトムンで活躍中のフュルクルク [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第19節が現地時間28日に行われ、ドルトムントは本拠地『ジグナル・イドゥナ・パルク』にてボーフムと対戦した。
この試合で輝きを放ったのが、ドルトムントに所属するドイツ代表FWニクラス・フュルクルク。開始早々の7分にPKでネットを揺らすと、1-1で迎えた72分にはオーストリア代表MFマルセル・サビツァーの折り返しに頭で合わせ、勝ち越しゴールをマーク。終了間際の90+1分には再びPKを叩き込み、ハットトリックの大活躍で3-1の勝利に大きく貢献した。ドルトムントはこれでリーグ戦3連勝となっている。
フュルクルクはブレーメンに所属していた昨シーズン、ブンデスリーガで16ゴールを挙げ、当時ライプツィヒに所属していたフランス代表FWクリストファー・エンクンク(現:チェルシー)と共に得点王に輝いた。昨年夏にドルトムントへ加入すると、ここまで公式戦27試合に出場し11ゴール6アシストをマーク。在籍初年度ながらチームの得点源として躍動している。
そんなフュルクルクにとって、今回はハノーファー在籍時の2018年1月、ブレーメン在籍時の2020年9月に次いで自身通算3度目のブンデスリーガでのハットトリック達成。データサイト『Opta』によると、同リーグにおいて異なる3クラブ全てでハットトリックを達成したのは、元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼ氏(カイザースラウテルン、ブレーメン、バイエルン)、同FWマリオ・ゴメス氏(シュトゥットガルト、バイエルン、ヴォルフスブルク)に次いで3人目だという。
偉大な“レジェンド”たちの記録に並んだフュルクルク。ボーフム戦後のインタビューでは「結果を残せて本当に良かった。この結果によって自信を取り戻すことができたので嬉しいよ」などとコメントしている。
ボーフム戦の勝利によって勝ち点を「36」まで伸ばし、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位に浮上したドルトムント。次節は10位ハイデンハイムとのアウェイ戦に臨む。
By サッカーキング編集部
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