フランクフルトでプレーしているファン・デ・ベーク [写真]=Getty Images
今冬の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍でフランクフルトに加入したオランダ人MFドニー・ファン・デ・ベークだが、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の登録メンバーから外れたようだ。4日、ドイツ紙『ビルト』やイギリス紙『メトロ』などが伝えている。
今シーズンはヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)に参戦しているフランクフルトは、グループステージを2位で終え、決勝トーナメントに進出。今月15日に行われる決勝トーナメント・プレーオフ・ファーストレグではヨーロッパリーグ(EL)を3位で終えたユニオン・サン・ジロワーズとの対戦を予定している。
今冬の移籍市場を経た決勝トーナメントの戦いに向けて、規定により、25人の選手登録から3人まで変更することが可能となっている。そんななか、このメンバー登録にファン・デ・ベークが含まれなかったことが話題となっている。
報道によると、フランクフルトは今冬に加入したオーストリア代表FWサーシャ・カライジッチと、フランス人FWウーゴ・エキティケに加え、グループステージでは登録外となっていたドイツ人DFフィリップ・マックスを新たに登録することを決めたという。これにより、ファン・デ・ベークはECLの試合には出場することができないことになったようだ。
ファン・デ・ベークは1997年4月18日生まれの現在26歳。アヤックスのアカデミー育ちで、順調にステップアップを果たすと、2015年11月にトップチームデビューを飾った。トップチームでも徐々に台頭し、2017-18シーズンからは不動の主力に定着。2017年9月にはオランダ代表に初招集され、11月にデビューも飾った。2018-19シーズンには公式戦通算57試合の出場で17ゴール13アシストを記録し、アヤックスの国内2冠(エールディヴィジ、KNVBベーカー)とチャンピオンズリーグ準決勝進出に大きく貢献。2020年夏に3900万ユーロ(約62億円)と見られる移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍した。
しかし、マンチェスター・ユナイテッドではケガの影響もあり、定位置を確保することができず、2021-22シーズン後半戦はエヴァートンへのレンタル移籍も経験。その後、復帰したものの、アヤックス時代の“恩師”であるエリック・テン・ハフ監督がやって来ても状況は好転せず、今シーズンもプレミアリーグで1試合、カラバオ・カップ(EFLカップ)で1試合、合計わずか2試合での途中出場にとどまり、今冬にフランクフルトへのレンタル移籍が決定した。
加入後ここまでブンデスリーガで4試合中3試合に出場にしているものの、目立つような活躍を披露することはできていないファン・デ・ベーク。レンタル移籍の契約には1000万ポンド(約19億円)での買い取りオプションも付随しているが、ECLのメンバーリストから外れるなど、まだチームの主力には数えられていない同選手だが、果たしてアヤックス時代の輝きを取り戻すことはできるのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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