レヴァークーゼンとバイエルンは今週末に今季2度目の対戦を控えている [写真]=Getty Images
全日程の半分以上を消化し、いよいよ後半戦へ突入した2023-24シーズンのブンデスリーガ。ボルシアMGの板倉滉やフライブルクの堂安律など日本代表戦士の活躍が気になる中、2チームによる熾烈な優勝争いの行方にも大きな注目が集まっている。
現時点で首位を走っているのがレヴァークーゼン。就任2年目のシャビ・アロンソ監督が率いるチームはここまで20試合を消化し、16勝4分の成績で勝ち点「52」を獲得。攻撃的かつ魅力的なサッカーを展開し、初のマイスターシャーレ(優勝チームに贈られるトロフィー)獲得に向けて邁進中だ。また、今シーズンはヨーロッパリーグ(EL)やDFBポカールを含めた全公式戦で未だ無敗を維持しており、安定感も際立っている。
そのレヴァークーゼンを追うのがリーグ11連覇中の“絶対王者”バイエルンだ。トーマス・トゥヘル監督体制2年目を迎えた今シーズンは、夏の移籍市場にてイングランド代表FWハリー・ケインや韓国代表DFキム・ミンジェらを獲得。らしくない不安定な戦いが散見されるものの、気が付けばここまで勝ち点「50」を獲得。首位と僅か「2」ポイント差の2位に付け、しっかりとレヴァークーゼンの背中を追っている。
両チーム共に勝ち点の取りこぼしはそれほど多くなく、ここまでの20試合で合計「102」ポイントを獲得している。データサイト『Opta』によると、この勝ち点はブンデスリーガの上位2チームが開幕後の20試合で獲得したものとしては史上最多だという。なお、現時点で3位シュトゥットガルトの勝ち点は「40」、4位ドルトムントの勝ち点は「37」。今後の展開が不透明だとは言え、このまま行けば優勝争いはレヴァークーゼンとバイエルンの一騎打ちになる可能性が高いだろう。
なお、そんな両チームは現地時間11日にレヴァークーゼンの本拠地『バイ・アレーナ』にて激突する。昨年9月に行われた前回対戦では、ホームのバイエルンが2度に渡ってリードを奪うも、レヴァークーゼンが後半アディショナルタイムのゴールで追い付き2-2の引き分けに終わった。今シーズン2度目の対戦にして、優勝争いの行方を占う大一番。果たしてどちらに軍配が上がるのだろうか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト