バイエルンと2029年夏までの新契約を締結したテル [写真]=Getty Images
バイエルンは6日、U-21代表FWマティス・テルとの契約延長を発表した。
新契約の期間は2029年6月30日まで。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、給与の引き上げも新契約の一部となっているようだ。
2005年4月27日生まれで現在18歳のテルはレンヌの下部組織出身で、2021年8月にクラブ史上最年少の「16歳3カ月19日」でトップチームデビューを飾った。2022年夏には最大2850万ユーロ(約46億円)と報じられた移籍金でバイエルンに完全移籍加入。同年9月末のシュトゥットガルト戦でクラブ史上最年少でのブンデスリーガデビューおよびゴールを記録した。在籍2年目の今シーズンはここまで公式戦31試合に出場し7ゴール4アシストをマークしている。
プレミアリーグ勢からの関心が報じられながらも、バイエルンとの契約を2年間延長したテルは、クラブ公式サイトを通じて次のように喜びを語っている。
「この契約延長は僕にとって大きな意味を持つ。バイエルンではピッチ内外で多くのことを学んできた。ミュンヘンは僕と家族にとっての故郷となり、ファンの存在はとても大切なものだ。彼らなしでは今のような選手にはなれなかった。バイエルンでプレーする時は、全てのトロフィーを獲得したいと常に思うものだ。ゴールを決め、アシストし、バイエルンのために心とエネルギーを持ってプレーし、このクラブとファンのために全力を尽くしたい」
また、スポーツディレクターを務めるクリストフ・フロイント氏も次のようなコメントを発表している。
「どのクラブもマティス・テルのような若くて非常に才能があり、貪欲で学ぶ意欲に溢れた選手を望んでいる。18歳にして既にこのレベルでプレーしている彼は非常に特別な存在だ。我々はチームに適切なメンバーを配置したいと考えているし、マティスは重要な役割を果たしてくれている。彼はバイエルンの特徴や魅力をよく理解しているし、ここで居心地が良いと感じているし、今は我々と共に新たなステップを歩んでいる。彼との今後数年間が非常に楽しみだ」
By サッカーキング編集部
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