チームから出場停止処分が下されたケイタ [写真]=Getty Images
ブレーメンは16日、ギニア代表MFナビ・ケイタに今シーズン終了までとなる出場停止処分を下したことを発表した。
現在29歳のケイタは昨夏にリヴァプールからブレーメンに加入したものの、負傷離脱を繰り返している影響やアフリカネイションズカップに参加していたこともあり、今季ここまでわずか5試合の出場にとどまっている。
そんなケイタは15日にアウェイで行われたブンデスリーガ第29節のレヴァークーゼン戦(●0-5)で先発メンバーに選ばれないことが判明すると、チームとともに現地へと向かうことは選択せず、同試合を欠場した。
この振る舞いに批判が集まっていたなか、ブレーメンはクラブ公式サイトでケイタへの処分を発表。今シーズン終了までとなる出場停止処分を下したほか、多額の罰金を科したことも明らかにした。これに伴い、同選手は今後チームと一緒に練習をしたり、トップチームのロッカールームに入る予定もないことが伝えられている。
ケイタに処分を下したことに際し、ブレーメンのフットボール部門責任者であるクレメンス・フリッツ氏はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「クラブとしてナビの行為を容認するつもりはない。彼は最近の調子と可用性をめぐる困難な時期にチームを失望させ、チームの利益よりも自分の利益を優先させた。それは許すことができない。シーズンのこの段階では残りの試合に全力で集中し、団結するチームが必要だ。そのため、私たちはこの措置のほかに選択肢がなかった」
By サッカーキング編集部
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