レヴァークーゼンのブンデス制覇に貢献したグリマルド [写真]=Getty Images
レヴァークーゼンに所属するスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルドが、ブンデスリーガ制覇の喜びを語った。16日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
現地時間14日に行われたブンデスリーガ第29節、本拠地『バイ・アレーナ』にブレーメンを迎えたレヴァークーゼンは、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツがハットトリックを記録するなど大量5ゴールを奪い快勝した。この結果、5試合を残して2位バイエルンとの「16」ポイント差を維持し、創設120年目にして初のマイスターシャーレ獲得が決定。シーズン開幕以来43戦無敗と、圧倒的な強さを見せつけての“初戴冠”であった。
昨年夏にベンフィカから加入したグリマルドは、3-4-2-1システムの左ウイングバック(WB)に定着し、確かな足元のテクニックと高精度の左足を武器に躍動。ここまで公式戦通算42試合に出場し、11ゴール16アシストをマークしている。昨年11月にスペイン代表デビューを果たすなど充実のシーズンを過ごしている28歳は「信じられないし、とても嬉しいよ」と前置きしつつ、ブンデスリーガ制覇の喜びを次のように語っている。
「素晴らしいことを成し遂げられると思ってこのプロジェクトに臨んだけど、まさか初年度でブンデスリーガを制覇し、バイエルンに『16』ポイント差を付けたことは予想外だった。ベンフィカも優勝候補だったけど、ここではバイエルンが11連覇していたし、レヴァークーゼンは過去1度も優勝したことがなかったからね。僕たちが歴史を作り、それは永遠に残り続けるだろう。信じられないし、非常に美しいことだよ」
今後はブンデスリーガ史上初の無敗優勝や、ヨーロッパリーグ(EL)、DFBポカールを含めた3冠達成にも期待がかかる。グリマルドは「目標にはしていないが、まだ誰にも負けていないというのは嬉しいね。でも、僕たちが望んでいるのはタイトルだ。負けないように努めるけど、記録ではなくタイトルを重視しているよ」とコメントしつつ、3冠達成への意欲を示した。
「僕たちは1試合1試合進んでいる。3冠達成の可能性があることは理解しているし、チームに対しては大きな自信を持っているよ。DFBポカールでは決勝に進出しているのであと一歩だと思うし、ELでも準決勝進出に近付いている。これからも1試合1試合を大事にするよ。3冠達成を夢見ながらね」
By サッカーキング編集部
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