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堂安律、得意の左足で先制点をアシストも…フライブルクはホームでマインツとドロー

2024.04.22

堂安(中央)は序盤の先制点を演出 [写真]=Getty Images

 ブンデスリーガ第30節が21日に行われ、フライブルクマインツが対戦した。

 前節終了時点で11勝6分12敗の成績を残し、勝ち点「39」で8位につけていたフライブルク。来季のヨーロッパカップ戦の出場権を獲得するために、残り5試合は負けられない試合が続くなか、今節は2連勝を目指してホームにマインツを迎える。マインツはここまで5勝11分13敗の勝ち点「26」、16位で残留争いに身を置いているものの、直近4試合は3勝1分と無敗をキープ。好調を維持してアウェイの地に乗り込む。

 フライブルク所属の堂安律が先発に名を連ねた一戦は、立ち上がりの6分に均衡が破れる。ホームチームのフライブルクは中央から前進し、ルーカス・ヘーラーが右サイドに開いた堂安にボールが渡すと、ここから堂安がドリブルをスタート。中央へ持ち運び、得意の左足でクロスボールを送ると、中央へ飛び込んだミハエル・グレゴリチュがヘディングシュートを沈める。堂安のアシストから先制点が生まれ、フライブルクが幸先の良いスタートを切った。

 だが、その後は好調のマインツがチャンスの数を増やす。19分には敵陣でのボール奪取から細かく繋ぎ、最後はレアンドロ・バレイロがミドルシュートを放つも、枠を捉えた無回転の一撃はGKノア・アトゥボルに弾き出される。33分にはクリアボールが乱れたところにヨナタン・ブルカートが詰めたが、またもGKアトゥボルに阻まれた。

 このまま前半はフライブルクの1点リードで終盤に突入したが、勢いに乗るマインツは1点ビハインドのまま後半に入ることを許さない。40分、右サイド高い位置でサイドチェンジのボールを受けたアントニ・カシが低い弾道のクロスボールを送ると、ニアサイドへ飛び込んだブルカートがダイレクトでねじ込む。マインツが試合を振り出しに戻し、前半を終えた。

 後半は動きが少なく、拮抗した展開となったものの、徐々にフライブルクがゴールへ迫る場面を増やしていく。58分、敵陣中央のスペースを持ち運んだメアリン・レールが、相手を引きつけて左へ流すと、ボックス左へ走り込んでいたグレゴリチュがダイレクトで左足を振る。コースを狙った一撃はわずかに枠の外へ。続く63分には敵陣右サイドで得たフリーキックから、堂安が左足で鋭いボールを入れると、ボックス内でルーカス・キュブラーが頭で合わせたが、シュートはクロスバーの上へ外れた。

 その後はマインツがボールを保持し、より多くのシュートを放ったものの、これ以上スコアが動くことはなくタイムアップ。フライブルクにとっては上位浮上へ向けて手痛いドローに。一方で、マインツは無敗試合数を5まで伸ばしたものの、今後の残留争いに向けて勝ち点3を奪っておきたかった試合となった。なお、堂安はフル出場を果たしている。

 次節、フライブルクはホーム連戦となり、27日にヴォルフスブルクと対戦する。一方、マインツは本拠地に戻り、ケルンをホームに迎える予定だ。

【スコア】
フライブルク 1-1 マインツ

【得点者】
1-0 6分 ミハエル・グレゴリチュフライブルク
1-1 40分 ヨナタン・ブルカートマインツ

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By サッカーキング編集部

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