キャリア通算400ゴールを達成したケイン [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、キャリア通算400ゴールを達成した。
ケインは27日に行われたブンデスリーガ第31節のフランクフルト戦に先発出場を果たすと、9分に先制点を挙げると、1-1で迎えた61分にはPKから勝ち越しゴールを挙げ、フル出場で2-1の勝利に大きく貢献を果たした。
この試合で2ゴールを挙げたケインはこれにより、キャリア通算400ゴールを達成。なお、その内訳は下部リーグへの期限付き移籍を繰り返した下積み時代のミルウォールで9ゴール、レイトン・オリエントで5ゴール、レスターで2ゴールに加え、長年にわたって活躍し、歴代最多得点記録を保持しているトッテナム時代の280ゴールと、バイエルンでの42ゴール。さらにはイングランド代表での62ゴールとなっている。
また、フランクフルト戦で得点に関与したことにより、ケインはブンデスリーガデビューシーズンながら、全17クラブ相手に得点かアシストを記録することも達成。イギリスメディア『TNT Sports』によると、ブンデスリーガ1年目でこれを達成したのは同選手が史上初になったという。
クラブ公式サイトによると、ケインは試合後、「特に前半はいいパフォーマンスだった。得点のチャンスはいくつかあったので、ハーフタイムを1-1で迎えたことは少し残念だった。全体的に見れば難しい試合だった。しかし、いい勝利だったし、勢いを維持することが重要だった」と振り返りながら、30日に予定されているチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝ファーストレグのレアル・マドリード戦に向けて次のように意気込みを語っている。
「この自信を火曜日の試合に活かしていきたいと思う。今は完全にレアル戦に向けて集中している。厳しい試合にはなる。アーセナル戦で見せたレベル、あるいはそれ以上に到達する必要がある。レアルには素晴らしいチームがあるし、この大会での素晴らしい歴史がある。(アリアンツ・)アレーナの雰囲気をとても楽しみにしている」
By サッカーキング編集部
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