無敗優勝を成し遂げたレヴァークーゼン
ブンデスリーガの最終節となる第34節が18日に行われ、ブンデスリーガ優勝を決めているレヴァークーゼンはホームでアウグスブルクと対戦した。
シャビ・アロンソ監督体制となって2季目を迎えたレヴァークーゼンは開幕から好調をキープし、4月には29戦無敗のままクラブ史上初のブンデスリーガ優勝を決めた。その後もチームは驚異的な粘り強さを発揮し、無敗を維持すると共に、その快進撃は欧州の舞台でも取らず、欧州カップ戦出場クラブにおける史上最多連続無敗記録となる公式戦50試合無敗(41勝9分け)のまま最終節を迎えた。
試合は、ホームのレヴァークーゼンが主導権を握って押し込む展開に。すると12分、GKにプレスをかけたアミン・アドリがボール奪取。フォローに入ったヴィクター・ボニフェイスにパスを送り、ボニフェイスが無人のゴールにシュートを流し込んだ。さらに27分には、CKの流れからゴール前に溢れたボールをロベルト・アンドリッヒがヒールで押し込んで、リードを広げた。
2点リードで迎えた後半は、前線からプレスをかけるアウグスブルクに苦戦。ボールを持ち上がるのに苦しみ始めると62分、高い位置でボールを引っ掛けたアウグスブルクがメルト・ケミュールのゴールで1点差に迫る。ここでレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督は、交代の準備を進めていたフロリアン・ヴィルツとパトリック・シックを投入。流れを引き戻すと、追加点こそ奪えなかったものの、試合は2-1の終了を迎えた。
この結果、レヴァークーゼンはブンデスリーガ史上初の無敗優勝を達成。今季のブンデスリーガは今節で終了したものの、レヴァークーゼンは来週水曜日の22日にアタランタ(イタリア)とのヨーロッパリーグ(EL)決勝を、そして来週末の25日にはカイザースラウテルンとのDFBカップ決勝を残している。
【スコア】
レヴァークーゼン 2-1 アウグスブルク
【得点者】
1-0 12分 ヴィクター・ボニフェイス(レヴァークーゼン)
2-0 27分 ロベルト・アンドリッヒ(レヴァークーゼン)
2-1 62分 メルト・ケミュール(アウグスブルク)
By サッカーキング編集部
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