最終戦でゴールを挙げて祝福されるドルトムントのMFマルコ・ロイス
ブンデスリーガの最終節となる第34節が18日に行われ、チャンピオンズリーグ(CL)の決勝に勝ち進んでいるドルトムントはホームで最下位のダルムシュタットと対戦した。
すでに今季の5位が確定しているドルトムントは、今季限りでの退団を発表しているMFマルコ・ロイスがスタメン出場。本来の主将であるエムレ・ジャンに代わってキャプテンマークを巻いてピッチに登場した。
試合は、ホームのドルトムントが攻勢に出る。厚みのある攻撃でゴールを脅かすと30分、左サイドのボックス手前でボールを持ったイアン・マートセンが左足を一閃。これがゴール右に決まり、ドルトムントが先手を奪った。
そして38分には、左サイドのボックス手前でロイスがファウルを受けてFKを獲得。ロイス自らキッカーを務めると、その右足から放たれたシュートが壁を越えてゴール左に吸い込まれる。誰もが待ち望んだレジェンドの一発により、スタジアムは大きな盛り上がりを見せた。
迎えた後半も主導権を握ったドルトムントは、途中出場のユリアン・ブラントとドニエル・マレンがゴールを挙げて4-0で快勝。ロイスも残り10分となったところでお役御免となり、万雷の拍手に送り出されてピッチを退いた。今季のブンデスリーガは今節で終了したものの、ドルトムントは6月1日にロンドンのウェンブリーで行われるCL決勝でレアル・マドリードとの対戦を残している。
【得点者】
1-0 30分 イアン・マートセン(ドルトムント)
2-0 38分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
3-0 72分 ユリアン・ブラント(ドルトムント)
4-0 88分 ドニエル・マレン(ドルトムント)
By サッカーキング編集部
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