ドルトムントで活躍中のアディエミ [写真]=Getty Images
ドルトムントがドイツ代表FWカリム・アデイェミの売却を検討しているようだ。27日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2002年1月18日生まれで現在22歳のアデイェミは左右のウイング(WG)を主戦場とするプレーヤー。バイエルンの下部組織などを経て2018年夏にザルツブルクへ加入すると、2021-22シーズンには公式戦44試合の出場で23ゴール9アシストをマーク。その活躍が高く評価され、2022年夏にはドルトムントと5年契約を締結した。
加入初年度から公式戦32試合の出場で9ゴール6アシストと結果を残したアデイェミは、今シーズンもエディン・テルジッチ監督率いるチームの攻撃の主軸として活躍。負傷離脱がありながらもここまで33試合の出場で5ゴール2アシストをマークし、11年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献した。
この度『スカイスポーツ』が報じたところによると、ドルトムントが今夏の移籍市場でのアデイェミの売却を検討しているとのこと。現行契約は2027年6月末までとなっているが、クラブ側は適切な金額のオファーが提示された場合には交渉に応じ、移籍を容認する可能性があるという。なお、同選手に対しては、具体的な名前こそ明らかになっていないが、プレミアリーグに所属する複数クラブが関心を寄せているようだ。
なお、仮にアデイェミの売却に踏み切った場合、ドルトムントは今夏の移籍市場で代役の確保に動く可能性が高い模様。現在はシュトゥットガルトに所属するドイツ代表MFクリス・ヒューリッヒの動向を注視しているようだ。
過去にはレアル・マドリードからの関心も報じられるなど、メガクラブが注目を寄せるアデイェミ。果たして今夏に他クラブへ移籍することになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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