ドイツ代表でも主力に定着したアンドリッヒ [写真]=Getty Images
レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFロベルト・アンドリッヒが、レアル・マドリード所属の同MFトニ・クロースとの共闘について言及した。6日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
自国開催のEURO2024で28年ぶりの欧州制覇を目指すドイツ代表。グループステージ敗退に終わったFIFAワールドカップカタール2022後は歴史的不振が続き、史上初の指揮官解任に踏み切ったものの、昨年9月に就任したユリアン・ナーゲルスマン監督の下でチームは復調傾向に。2月にはクロースが約3年ぶりの代表復帰を宣言すると、翌月の2連戦ではフランスとオランダを相手に連勝を飾った。
その2試合でクロースとダブルボランチを形成したのが、昨年11月に代表デビューを果たしたばかりのアンドリッヒだ。屈強な体格を誇る29歳は、シャビ・アロンソ監督率いるレヴァークーゼンで中盤の主軸として活躍しており、2023-24シーズンは公式戦通算45試合に出場し6ゴール5アシストをマーク。ブンデスリーガ史上初の無敗優勝とDFBポカール制覇に大きく貢献した。
『ビルト』など現地の有力メディアが報じたところによると、ナーゲルスマン監督はEURO2024でのスタメンをほぼ確定させているとのこと。アンドリッヒについては、代表キャリアにおける自身初の大舞台でクロースとダブルボランチを形成することが濃厚と見られている。そんな同選手は現在の代表チームについて「初戦が重要な意味を持つが、今のところチームの雰囲気はとても良いよ。ピッチ外でも仲が良いんだ」とコメントしつつ、クロースとの関係性について次のように語った。
「彼の弟のフェリックス・クロースとは親しい友人なんだ。だから以前から彼とは繋がりがあったし、すぐに仲良くなったよ。ピッチ上ではお互いをよく理解し合えている。チームの勝利のためにお互いを上手く補完できるよう努めているし、成功するよう願っているよ」
「冗談だけど、彼には『トニ、自分の好きなことをしてくれ。君の周りを綺麗にするために全力を尽くすから』と言うんだ。トニは優れたパサーであるだけでなく、デュエルでも力を発揮するし、僕もボール扱いには自信を持っている。前方と後方での連携は非常に重要になるんだ。だからこそ、互いに補い合うことが必要なんだ」
By サッカーキング編集部
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