EURO2024でも活躍中のフュルクルク [写真]=Getty Images
シュトゥットガルトがドルトムント所属のドイツ代表FWニクラス・フュルクルクに関心を寄せているようだ。25日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。
2023-24シーズンは序盤から好調を維持し、最終的にはバイエルンを上回る2位でリーグ戦を終え、15年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したシュトゥットガルト。しかし、今夏の移籍市場では主力選手の多くがビッグクラブの注目の的となっており、日本代表DF伊藤洋輝はバイエルンへ完全移籍。その他にもギニア代表FWセール・ギラシやドイツ代表DFヴァルデマール・アントンに退団の可能性が浮上している。
公式戦通算30ゴールを記録し、躍進の原動力となったギラシの他クラブ移籍が濃厚となっていることから、シュトゥットガルトは新たなストライカーの補強を希望しているとのこと。今回の報道によると、自国開催のEURO2024でも活躍中のフュルクルクに具体的な関心を寄せており、獲得の可能性を検討するべくドルトムントへ最初の問い合わせを行ったようだ。
現在31歳のフュルクルクはブレーメン所属時の2022-23シーズンにブンデスリーガ得点王に輝き、昨年夏には総額1500万ユーロ(約25億円)と報じられた移籍金でドルトムントに加入。センターフォワード(CF)の主軸として公式戦通算46試合に出場し、16ゴール10アシストという成績を残した。現行契約は2026年6月末だが、ドルトムントがギラシ獲得を狙っていることもあり、今夏の退団の可能性も否定はできないという。
なお、フュルクルクに対してはシュトゥットガルトの他に、セリエAやラ・リーガのクラブも関心を寄せているという。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト