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ドルトムント、“30戦30発”のFWギラシ獲得に近づく…約31億円の契約解除条項を発動へ

2024.06.27

シュトゥットガルトの躍進に大きく貢献したギラシ [写真]=Getty Images

 ドルトムントシュトゥットガルト所属のギニア代表FWセール・ギラシの獲得に近づいてるようだ。26日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在28歳のギラシはセンターフォワード(CF)を主戦場とするプレーヤー。リールやケルン、アミアンなどを経て、2022年夏にシュトゥットガルトへレンタル加入し、翌年夏に完全移籍への移行が発表された。在籍2年目の2023-24シーズンは公式戦通算30試合に出場し30ゴール3アシストをマーク。ブンデスリーガ2位と躍進したチームで決定力を発揮し、15年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。

 複数のビッグクラブが関心を寄せ、今夏のシュトゥットガルト退団は既定路線と見られていたギラシだが、新天地はドルトムントになる可能性が高いようだ。報道によると、ドルトムントは契約解除金の1800万ユーロ(約31億円)を支払うべく準備を進めており、選手本人は既に同クラブへの移籍を決断しているという。今後は契約の詳細部分の調整や正式な手続きが行われる見込みだ。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、移籍成立が濃厚となった際に用いる決まり文句「here we go!」とともに、数カ月間に渡る交渉の末、ギラシがドルトムント移籍を受け入れたと伝えている。

 なお、ギラシの加入が濃厚となったことに伴い、コートジボワール代表FWセバスティアン・ハラーとドイツ代表FWユスファ・ムココには、今夏のドルトムント退団の可能性が浮上しているとのこと。一方で、ドイツ代表FWニクラス・フュルクルクについては、今夏に就任したヌリ・シャヒン新監督が能力を高く評価していることから、残留の可能性が高いようだ。

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