新天地に注目が集まるフンメルス [写真]=Getty Images
2023-24シーズン限りでドルトムントを退団したドイツ代表DFマッツ・フンメルスに対し、レヴァークーゼンが関心を寄せているようだ。2日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。
現在35歳のフンメルスはバイエルンの下部組織出身で、2007年1月にトップチーム昇格を果たした。その後は約1年半のレンタルを経て、2009年夏にドルトムントに完全移籍加入すると、センターバック(CB)の主軸としてブンデスリーガ制覇やDFBポカール優勝に大きく貢献。2016年夏にはバイエルンへ加入したが、3年後にドルトムントへ復帰し、同クラブで歴代2位となる公式戦通算508試合に出場した。
2023-24シーズンも公式戦40試合に出場し、11年ぶりの決勝進出を果たしたチャンピオンズリーグ(CL)で大会ベストイレブンに選出されるなど存在感を示したフンメルスだが、契約満了に伴い今夏でドルトムントを退団。現在は無所属となっており、新天地には注目が集まっている。
今回の報道によると、2023-24シーズンのブンデスリーガで無敗優勝を成し遂げたレヴァークーゼンが、フンメルスの獲得に興味を示しているとのこと。同クラブを巡っては、3バックの中心的存在としてチームを支えたドイツ代表DFヨナタン・ターにバイエルン移籍の可能性が浮上。クラブは慰留に努めているものの、選手本人は移籍に前向きと報じられている。こうしたことから、レヴァークーゼンは即戦力となり得るDFの補強に向けて複数選手を注視しており、ボローニャ所属のイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリらとともにフンメルスに関心を寄せているようだ。
なお、フンメルスについてはローマやミランからの関心も報じられている。来る2024-25シーズン、同選手はどのクラブのユニフォームを着てプレーすることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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