今夏レヴァークーゼンに加わったアレイクス・ガルシア [写真]=Getty Images
レヴァークーゼンは26日、プレシーズンマッチで3.リーガ(ドイツ3部)のロートヴァイス・エッセンと対戦し、2-1で勝利した。
2023-24シーズン、シャビ・アロンソ監督率いるレヴァークーゼンはブンデスリーガ史上初の無敗優勝を達成。公式戦全体で見ても、敗北を喫したのはヨーロッパリーグ(EL)決勝のアタランタ戦(●0-3)のみで、DFBポカールとの国内2冠を達成するなど、圧巻のシーズンを過ごした。
来る2024-25シーズンに向けて、26日に行われたプレシーズンマッチではロートヴァイス・エッセンと対戦。今夏はEURO2024やコパ・アメリカ2024が開催された関係で、主力選手の多くが現時点では合流していないものの、昨季の主力であるGKルーカス・フラデツキー、DFエドモンド・タプソバ、MFヨナス・ホフマンらがスターティングメンバーに並んだほか、昨季はジローナの躍進に貢献した新加入のMFアレイクス・ガルシアも先発に名を連ねた。
試合は立ち上がりからレヴァークーゼンが主導権を握り、FWアミン・アドリやFWヴィクター・ボニフェイスがゴールに迫るシーンを作ると、44分には先制に成功。A・ガルシアからのスルーパスに対して、ロートヴァイス・エッセン守備陣の対応が中途半端になったボールに、FWネイサン・テラが反応。ボックス右に流れたボールを引き取り、飛び出してきたGKをかわすと、角度のないところから右足で流し込んだ。
後半に入ってもレヴァークーゼンが主導権を握り、多くのチャンスを作ると、71分には追加点を記録。エマニュエル・オーウェンが左サイドから縦へ仕掛け、1度はボールを失ったものの、素早い切り替えで自ら奪い返す。マイナスへ繋ぐと、サポートしていたA・ガルシアが、右足でクロスボールを供給。このボールを中央へ飛び込んだパトリック・シックがダイレクトで押し込んだ。
終盤に入るとピンチを迎える場面が増え、89分には自陣でのビルドアップのミスが発生。ワンツーからFWレオナルド・ヴォニッチに決められ、1点差に詰め寄られたが、試合はこのままタイムアップを迎えた。
この後、レヴァークーゼンは8月3日にRCランスとのプレシーズンマッチに臨む。
【スコア】
ロートヴァイス・エッセン 1-2 レヴァークーゼン
【得点者】
0-1 44分 ネイサン・テラ(レヴァークーゼン)
0-2 71分 パトリック・シック(レヴァークーゼン)
1-2 89分 レオナルド・ヴォニッチ(ロートヴァイス・エッセン)
By サッカーキング編集部
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