バイエルンに所属するキミッヒ [写真]=Getty Images
リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)が、ドイツ代表MFジョシュア・キミッヒの獲得に向けバイエルンと接触を行ったようだ。29日、フランスメディア『フット・メルカート』が伝えている。
現在29歳のキミッヒはシュトゥットガルトの下部組織出身で、2013年にライプツィヒとプロ契約を締結した。2015年にはバイエルンへと完全移籍で加入し、1年目から公式戦36試合出場2アシストをマーク。以降はクラブの主力選手に成長すると、ここまで通算公式戦390試合出場42ゴール97アシストを記録しながら、クラブのチャンピオンズリーグ優勝や8度のブンデスリーガ制覇に貢献してきた。
本職の中盤に加え、右サイドバックもハイレベルでこなしながらクラブを支えるキミッヒ。バイエルンとの現行契約が2025年6月末までとなっている同選手には、マンチェスター・シティやバルセロナなどからの関心が報じられており、現時点で契約延長交渉が行われていないことからバイエルンも売却を検討していると噂されている。
そんななか、以前からキミッヒへの興味が伝えられるSPGが、具体的な話し合いを目的にバイエルンと接触を行った模様。移籍におけるクラブ間での条件と、給与条件の把握が狙いであったようだ。一方で、同メディアはPSG側の人員整理の必要性を指摘。ベンフィカからポルトガル代表MFジョアン・ネヴィスの獲得に迫っている同クラブは、すでに中盤に多くの人材を抱えているため、在籍選手数名の放出に動くと見込まれる。
By サッカーキング編集部
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