ウェストハム移籍に迫るフュルクルク [写真]=Getty Images
ウェストハムは、ドルトムントに所属するドイツ代表FWニクラス・フュルクルクの獲得でクラブ間合意に達したようだ。2日、イギリスメディア『BBC』や同『スカイスポーツ』が報じた。
報道によると、ウェストハムとドルトムントは、ボーナス込みの総額2750万ポンド(約51億円)で合意に達した模様。フュルクルクは現地時間3日にロンドンでメディカルチェックを受ける予定で、1年の延長オプションが付いた3年契約を結ぶようだ。
現在31歳のフュルクルクはブレーメンの下部組織出身。2012年1月にトップチームデビューを飾ったものの、出場機会を得られずにニュルンベルクやハノーファーなどを渡り歩いた。2019年夏にブレーメンへの復帰を果たし、2022-23シーズンはブンデスリーガで16得点を挙げて得点王に輝いた。2022年11月にドイツ代表初招集を受けると、FIFAワールドカップカタール2022では2ゴールの活躍を披露した。
2023年夏、移籍金1260万ポンド(約23億6700万円)でドルトムントへのステップアップを果たした。2023-24シーズンはブンデスリーガで31試合12ゴールを記録。チャンピオンズリーグでも13試合3ゴールの活躍で準優勝に貢献した。自国開催のEURO2024でも全5試合の出場で2得点をマークしていた。
ドルトムントは今夏、23-24シーズンのブンデスリーガで28ゴールを挙げたギニア代表FWセール・ギラシをシュトゥットガルトから獲得しており、センターフォワードのポジション争い激化が予想されていた。そんな折、遅咲きの点取り屋が自身初のプレミアリーグ挑戦に臨むことになりそうだ。
By サッカーキング編集部
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