古巣シュトゥットガルトに叩きのめされたドルトムントDFアントン [写真]=Getty Images
ドルトムントを率いるヌリ・シャヒン監督が、22日に行われたブンデスリーガ第4節シュトゥットガルト戦を振り返った。同日にドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えた。
ドルトムントは開始4分にデニズ・ウンダヴの先制点を許すと、守備崩壊でさらに2失点。75分にセール・ギラシが古巣相手に加入後リーグ戦初ゴールを挙げたものの、ドルトムントはその後さらに2点を奪われ、1-5で屈辱の大敗を喫した。
シャヒン監督は試合後、「現実を見せつけられた。最初から最後まで、当然の結果だった。とても、とてもお粗末だった。戦術以前に、基本がなっていなかった。このような日に基本がなっていなければ、このようなことが起こる。今日は最初から最後までまったく何もできなかった」とパフォーマンスへの落胆を隠さなかった。
「昨日のセッションでは、選手たちは本当に熱心だった。正直なところ、こうなるとは思っていなかっただろう。実際、ドルトムントとしてあのようなパフォーマンスは認められない。私にとっては初めてのことだった。私たちは今、現実を直視している」
「選手たちのあんな顔は二度と見たくない」と語ったシャヒン監督は、27日の次節ボーフム戦への切り替えを目指している。「終わったことはどうしようもない。教訓から学び、できるだけ早く金曜日に向けて切り替える必要がある。違ったパフォーマンスを見せてくれると期待している」
また、古巣シュトゥットガルト相手になすすべなく5失点を献上したドルトムントのDFヴァルデマール・アントンもコメント。「ボール保持時はよかったが、守備では何もできなかった。その原因を探り、これからの数日間話し合っていく必要がある。こんな試合は二度と起きてはならない」と反省の弁を述べた。
By サッカーキング編集部
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