レヴァークーゼンで中盤の主軸として活躍中のジャカ [写真]=Getty Images
レヴァークーゼンに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカが、今週末に控える大一番に向けた意気込みを語った。25日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
昨シーズンのブンデスリーガを28勝6分という圧倒的な成績で制したレヴァークーゼン。“王者”として迎えた今シーズンは第2節ライプツィヒ戦で黒星を喫し、リーグ戦での無敗記録がストップしたものの、DFBポカールとチャンピオンズリーグ(CL)含めた全公式戦でここまで5勝1敗とまずまずの序盤戦を過ごしている
そんなレヴァークーゼンが今週末のブンデスリーガ第5節で相見えるのはバイエルン。長らくドイツの王座に君臨していた同クラブは、昨シーズンこそ12年ぶりの無冠に終わったものの、今シーズンはヴァンサン・コンパニ新監督の下で好調を維持。ここまで無傷の公式戦6連勝を記録しているほか、新体制最初の6試合での29得点はクラブ記録となっている。
昨年夏にアーセナルから加入し、中盤の主軸として無敗優勝に大きく貢献したジャカはここまでの戦いについて「最も重要なことは勝ち点『3』を獲得したことだが、明確に対処する必要がある重要な事柄や、単純に不十分なことがいくつかある」とコメント。続けて「あまりにも簡単に失点してしまっている。ピッチ上で基本的なことを実行し、相手より一歩前に出ることができていない。ホームの2試合で6失点を喫するなどあり得ないし、この分野について取り組まなければならない」と語り、守備面での改善を誓った。
また、今シーズンのバイエルンについては「バイエルンがどれだけのポテンシャルを持っているか、新監督のヴァンサン・コンパニがどんな新しいアイデアをもたらしているかは理解している。我々は彼らの試合を分析したが、すでに多くのことが非常にうまく機能している。攻撃は非常に強力で、守備面でも失点が少ない」と言及。その上で大一番に向けた意気込みを次のように示した。
「間違いなく最高の試合になるだろうし、準備はできている。リーグ戦やカップ戦でチャンピオンになればプレッシャーも大きくなるが、我々はそれに上手く対処できるし、そのための経験も積んでいる。ミュンヘンでのバイエルンとの試合はいつも特別なものになるので楽しみにしているよ。昨年は『試合から試合へ』ということをモットーに非常に良い進歩を遂げた。次なるステップはバイエルン戦だ。昨シーズンのように彼らを困らせたいと思っているよ」
注目の一戦は日本時間29日の午前1時30分にキックオフを迎える。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト