フライブルクに所属する日本代表MF堂安律が5日、敵地で行われたブンデスリーガ第6節のブレーメン戦に先発出場し、今季3得点目となる先制弾を記録した。
定位置となっている中盤の右ワイドの位置で先発出場した堂安は序盤、やや中央寄りに位置してプレーすると、ピッチ中央でボールを受けてドリブル突破。対応した2人をかわしてボックス内に侵入すると左足でシュートを放つも、これは枠をとらえきれなかった。
その後も攻撃面でアクセントをつけ、周囲を生かすプレーを見せると、33分にはボックス中央でジュニア・アダムがヒールで落としたボールを左足でシュート。これはコースに入ったDFに当たって惜しくも枠を外れた。
後半に入っても攻守に渡って存在感を示した堂安は75分、右サイドでボールを受けると、中央へのカットインからボックス内に入ったところで左足を一閃。コースはやや甘かったものの、これがDFの足に当たってゴールネットを揺らし、フライブルクに先制点をもたらした。
結局、このゴールが決勝点となり、フライブルクが1-0で勝利。2試合ぶりの白星を手にすると共に、フル出場でチームを勝利に導いた堂安は、開幕からの6試合で早くも3得点目を記録している。
試合後、アベマのインタビューを受けた堂安律は「前半から何度かチャンスがあったので決めきれない中、後半は立ち上がりから攻め込まれたんですけど、厳しい展開の中で得点を取れてよかったです」とコメント。さらに「その前にパスを選択して後悔したところもあったので、今回はちょっといってやろうと思っていたので、よかったです」と振り返り、自身のゴールを喜んだ。
ここから代表ウィークに突入し、日本代表に選出されている堂安はワールドカップのアジア最終予選に参戦。アウェイでのサウジアラビア代表戦、ホームでのオーストラリア代表戦と続く難敵との連戦を向けて「このグループで一番タフと言われている相手との2試合ですし、すでに頭は切り替えている」と語り、「しっかりリカバリーして代表モードで調整していきたいと思います」との決意を口にした。
By サッカーキング編集部
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