ヴァンサン・コンパニ監督率いるバイエルン [写真]=Getty Images
バイエルンを率いるヴァンサン・コンパニ監督が、3-3の引き分けに終わったフランクフルト戦を振り返った。6日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
ブンデスリーガ第6節が現地時間6日に行われ、バイエルンはフランクフルトと対戦した。敵地に乗り込んだバイエルンは15分にキム・ミンジェのゴールで先制すると、一時逆転を許すも、38分にダヨ・ウパメカノ、53分にミカエル・オリーズがネットを揺らし勝ち越しに成功。しかし、90+4分に痛恨の失点を喫し、土壇場で勝ち点「3」を逃した。
コンパニ監督を迎えた今シーズンは開幕から公式戦6連勝を記録し、その間にクラブ新記録となる合計「29」ゴールを挙げたバイエルン。しかし、7連勝を目指したレヴァークーゼン戦を1-1の引き分けで終えると、チャンピオンズリーグ(CL)ではアストン・ヴィラに完封負け。フランクフルト戦のドローという結果により、直近は3試合未勝利が続いている。
このような状況についてコンパニ監督は「チームのパフォーマンスは素晴らしかったし、多くのチャンスがあった。レヴァークーゼン戦や今回のフランクフルト戦の試合運びを踏まえると、我々はこのまま自分たちのやり方で進み続け、このようなパフォーマンスが結果をもたらすと信じ続けるしかない」と前置きしつつ、「今のチームがやっていることは普通のことではない。だからこそ、私は大きな希望を持っているよ」とコメントしている。
最終的にドローに終わったとはいえ、バイエルンは「75%」のボール保持率を記録し、放ったシュート数はフランクフルトの4倍にあたる「24本」に上った。ドイツ代表FWセルジュ・ニャブリは「我々がこれほど攻撃し、試合を支配していたら、相手にとっては非常に過酷だろう。パフォーマンスには満足している。勝ち点『2』を失ったのは痛いが、良いサッカーができている。長い目で見れば、良い結果に繋がるだろう」と語り、指揮官と同じく試合内容への満足感を強調した。
バイエルンはインターナショナルウィーク明けの初戦でシュトゥットガルトと戦い、その後はCLのバルセロナ戦に臨む。
By サッカーキング編集部
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