現行契約が来夏で満了となるA・デイヴィス [写真]=Getty Images
バイエルンがカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスとの契約延長に近づいているようだ。5日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在24歳のA・デイヴィスはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスでプロデビューを飾り、2019年1月にバイエルンへ完全移籍で加入した。以降は爆発的なスピードを武器に左サイドバック(SB)の主力として活躍。ここまで公式戦通算214試合の出場で11ゴール34アシストをマークし、ブンデスリーガやCLなど数々のタイトル獲得に貢献している。
現行契約が2025年6月末で満了となることから、去就に大きな注目が集まっているA・デイヴィス。バイエルンは今年春、年俸1300万ユーロ(約20億円)から1400万ユーロ(約22億円)という条件を盛り込んだ2029年6月末までの新契約を提示したものの、選手側が年俸2000万ユーロ(約32億円)以上を要求したため合意ならず。すでに契約最終年に突入にしていることに加え、レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドからの関心も明らかになり、来夏の退団が濃厚とも報じられていた。
しかし、これまでの状況とは一転して来シーズン以降もバイエルンに残留する可能性が高まっているようだ。報道によると、詳細部分の調整が進んでいないものの、バイエルンとA・デイヴィスとの交渉は大幅に加速しており、契約延長の目処が立ちつつあるとのこと。スポーツ部門責任者のマックス・エバール氏とクリストフ・フロイント(SD)は交渉に全力を尽くしており、クリスマス前には重要な話し合いが行われるという。給与面については、A・デイヴィス側がクラブ側に対して大幅に譲歩したと報じられている。
なお、バイエルンについてはドイツ代表MFジャマル・ムシアラとの契約延長交渉に臨んでいることも明らかになっている。
By サッカーキング編集部
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