アル・ナスル移籍が噂されているボニフェイス [写真]=Getty Images
アル・ナスルがレヴァークーゼン所属のナイジェリア代表FWヴィクター・ボニフェイスの獲得に近づいているようだ。28日、イギリスメディア『アスレティック』やドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在24歳のボニフェイスは身長190cmのセンターフォワード(CF)。2019年3月に母国のクラブからノルウェーのボデ・グリムトに加入し、ユニオン・サン・ジロワーズを経て、2023年夏にレヴァークーゼンへ活躍の場を移した。初年度は負傷による長期離脱があったものの、シーズン前半戦に得点を量産し、チームのブンデスリーガ無敗優勝に大きく貢献。ここまで公式戦通算49試合で29ゴール11アシストをマークしている。
そんな無敗優勝の立役者の1人がサウジアラビアへ移籍する可能性が高まっているという。報道によると、今冬にCFの補強を画策しているアル・ナスルが短期間でレヴァークーゼンとの交渉を進め、6000万ユーロ(約97億円)という移籍金で口頭合意に達したという。ボニフェイスはすでにアル・ナスルのメディカルチェックを通過しており、新天地で1シーズンあたり1500万ユーロ(約24億円)を受け取る見込みと報じられている。
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドも所属するアル・ナスルは、今シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグでここまで17試合を消化し、10勝5分2敗・勝ち点「35」という成績で4位につけている。攻撃の主軸を担っていたブラジル人FWタリスカが今冬にフェネルバフチェへ移籍したことで、今冬のCF補強を画策し、アストン・ヴィラ所属のコロンビア代表FWジョン・デュランらへの関心が明らかになっていた。
今シーズンは負傷の影響もあり、ここまで公式戦15試合の出場に留まっていたボニフェイス。レヴァークーゼンでの日々は終わりに近づいているようだ。
By サッカーキング編集部
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