ニコ・コヴァチ監督[写真]=Getty Images
ドルトムントは30日、ニコ・コヴァチ監督と2026年6月30日までの契約を締結したことを発表した。
エディン・テルジッチ元監督が昨シーズン終了後に退任したドルトムントは、クラブOBでもあるヌリ・シャヒン氏を指揮官に据え、2024-25シーズンをスタートしたが、序盤から不安定な戦いが続き、ブンデスリーガ第18節時点で首位バイエルンと勝ち点差「20」の10位に低迷(現在は11位)。チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節ボローニャ戦に敗れ、公式戦4連敗を喫したタイミングでシャヒン前監督の解任を決断した。
その後、U-19チームを率いるマイク・トゥルベリ氏が暫定的に指揮を執り、新監督の招へいに動いていたドルトムント。30日になって、後任にニコ・コヴァチ監督が就任することを正式に発表した。なお、ニコ・コヴァチ監督が着任するのは、2月1日開催のブンデスリーガ第20節ハイデンハイム(アウェイ)戦後となり、試合翌日の2日からチームを引き継ぐことが併せて発表されている。
現在53歳のニコ・コヴァチ監督は、現役時代にヘルタ・ベルリンやレヴァークーゼンなどで活躍し、引退後の2009年6月にザルツブルクのセカンドチームでコーチに転身した。トップチームのコーチを務めた後、U-21クロアチア代表とA代表で指揮官を務め、フランクフルト、バイエルン、モナコで監督を歴任。2022年5月からはヴォルフスブルクを率いていたが、2024年3月に成績不振で解任され、以降はフリーとなっていた。
By サッカーキング編集部
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