ライプツィヒ戦でチームトップのデュエル勝利数17回を記録した佐野 [写真]=Getty Images
MF佐野海舟が所属するマインツは、1日のブンデスリーガ第24節でライプツィヒと対戦し、上位の直接対決を2-1で制した。試合後の選手コメントをマインツのクラブ公式サイトが伝えた。
開始1分にシャビ・シモンズの先制点を許してビハインドで折り返したマインツだったが、52分に勝ち越し成功。佐野が中盤で相手からボールを奪ったところから反撃に転じ、パスをつないで最後はナディーム・アミリが押し込んだ。さらに58分、アミリのパスを受けたヨナタン・ブルカルトが華麗な身のこなしから逆転ゴールをマーク。逃げ切ったマインツは、チャンピオンズリーグ出場圏内の暫定4位に浮上した。
今季リーグ戦14点目を挙げたブルカルトは同試合後、「試合の入りはもっと良くなるはず。ためらいがあり、(ライプツィヒに)スペースを与えすぎた。ハーフタイムのドレッシングルームでは些細なことをもっと上手くやれば、何かがあるという感触を全員が持っていた。同点弾が僕たちに自信をつけてくれた。後方でフラットにプレーし、全員がボールを欲しがった。それが本当に重要だった」と振り返ってコメントした。
マインツのエースは次のようにも語り、3-4-2-1の中盤における佐野とアミリの強度が得点につながったと、両選手に賛辞を送っている。
「ライプツィヒの非常に大きな強みは彼らの攻守の切り替えだから、守備が重要になる」
「ナディームとカイシュウは本当に力を振り絞ってくれた。彼らのおかげで僕の負担はかなり軽減されて、ファイナルサードで自分の強みを発揮できるようになった」
マインツは次節、板倉滉や福田師王が所属するボルシアMGと敵地で対戦する。
By サッカーキング編集部
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