ライプツィヒ撃破に貢献した板倉(左) [写真]=Icon Sport via Getty Images
ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉が、ドイツ誌『キッカー』のブンデスリーガ第27節ベストイレブンに名を連ねた。
ボルシアMGは29日、ブンデスリーガ第27節でライプツィヒをホームに迎えた。同試合にフル出場した板倉は、攻守に圧巻のパフォーマンスを披露。スコアレスで迎えた25分には、カウンターの場面で抜け出したオランダ代表FWシャビ・シモンズに対して、素早いカバーリングで突破を許さず。55分には、右コーナーキックをショートで繋ぎ、タイミングをズラしてのクロスボールに板倉が反応。右足で放ったボレーシュートはベルギー代表GKマールテン・ファンデフートに弾き出されたものの、こぼれ球を元フランス代表FWアラサン・プレアが押し込む。最終的にはこのゴールが決勝弾となり、ボルシアMGが1-0で勝利した。
同試合、攻守に獅子奮迅の働きを見せた板倉は、ボルシアMGの選手のなかで唯一、『キッカー』の第27節ベストイレブン入りを果たした。最高評価が『1』、最低評価が『6』との評価基準のなか、板倉につけられた数字は『2』。なお、板倉は今季3度目の受賞となっている。
その他には、マインツを3-1で破ったドルトムントからドイツ代表DFニコ・シュロッターベック、同MFエムレ・ジャン、同FWマクシミリアン・バイアーが、3-2でザンクト・パウリとの撃ち合いを制したバイエルンから、同FWレロイ・サネとフランス代表FWミカエル・オリーズが選ばれた。
この勝利で勝ち点を「43」に伸ばしたボルシアMGは、ライプツィヒと入れ替わって順位を5位まで上げることに成功。4位につけるマインツとは勝ち点差が「2」、3位につけるフランクフルトとは勝ち点差が「5」で、5シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権も射程圏内だ。板倉はチームの“守備の要”として、終盤戦でCL出場権をもたらす活躍が期待される。
ボルシアMGにとっての次節は6日に予定されており、ザンクト・パウリとのアウェイゲームに臨む。
今回、『キッカー』が選出した第27節のベストイレブンは以下の通り。
◼︎『キッカー』選出の第27節ベストイレブン
※()内は(所属クラブ/国籍)
▼GK
ニコラ・ヴァシリ(ザンクト・パウリ/ボスニア・ヘルツェゴビナ)
▼DF
板倉滉(ボルシアMG/日本)
ニコ・シュロッターベック(ドルトムント/ドイツ)
フェリックス・アグ(ブレーメン/ドイツ)
▼MF
エムレ・ジャン(ドルトムント/ドイツ)
アレイクス・ガルシア(レヴァークーゼン/スペイン)
マリオ・ゲッツェ(フランクフルト/ドイツ)
▼FW
ミカエル・オリーズ(バイエルン/フランス)
レロイ・サネ(バイエルン/ドイツ)
マクシミリアン・バイアー(ドルトムント/ドイツ)
マービン・ピアリンジャー(ハイデンハイム/ドイツ)
By サッカーキング編集部
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