今季限りで退団が決定したミュラー [写真]=Getty Images
バイエルンのクリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)が、今シーズン限りでの退団の決定した元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーの現役続行を予想した。12日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が同氏のコメントを伝えている。
2008年にバイエルンでトップチームデビューを飾ったミュラーは、バイエルン一筋を貫き、ここまで公式戦745試合に出場。在籍17シーズンで248ゴール274アシストを記録している。そんなミュラーの現行契約は今シーズン限りで満了となり、去就に注目を集めていたが、バイエルン首脳陣は新契約を提示しないことを決定。5日、ミュラーの退団が発表された。
一部報道では、バイエルンはミュラーを選手ではなく別の役割でクラブに残すことを検討しているとも伝えられていたが、フロイントSDはミュラーの現役続行を予想。12日に行われたドルトムント戦後、インタビューに応じると、「まだ終わっていないし、彼(ミュラー)には何か新しいことを挑戦するエネルギーがあると確信している」と語った。
ミュラーは現在、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFCへの移籍を噂されるが、フロイントSDは「彼はそれ(将来)について考えている。どこへ行こうとも、このクラブを豊かにしてくれるだろう」と、今後の活躍を祈っている。
また、ミュラー本人はドルトムント戦後、「まだ決めていない。今はシーズン中で忙しいが、時間はたくさん残されている」と語り、将来については熟考する考えを示した。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト