昨年夏にバイエルンへ加入した伊藤洋輝 [写真]=Getty Images
バイエルンに所属する日本代表DF伊藤洋輝が、戦列復帰へまた一歩前進したようだ。27日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在25歳の伊藤はジュビロ磐田で頭角を表すと、2021年夏にシュトゥットガルトへレンタル加入し、翌年夏に完全移籍への移行が発表された。3シーズンに渡って最終ラインの主軸として活躍し、公式戦通算97試合の出場で2ゴール5アシストをマーク。今夏には欧州屈指の名門バイエルンが契約解除金の3000万ユーロ(約49億円)を支払い獲得に漕ぎ着けた。
新天地での活躍が期待されていた伊藤だが、昨年7月に行われたデューレン(ドイツ4部)との練習試合で中足骨を骨折し、新シーズン開幕目前で無念の負傷離脱。昨年11月には再手術の実施が発表され、現在に至るまで欠場が続いている。今月14日にはヴァンサン・コンパニ監督が「今後6週間から8週間以内に戻ってくることを願っている」とコメントしていた。
そんな伊藤だが、待望の新天地デビューに向けて大きな一歩を踏み出すようだ。この度『スカイスポーツ』が報じたところによると、来週からチームトレーニングに参加する予定とのこと。これまでは個別メニューでの調整を進めていたが、チームメイトと同じメニューを消化し、実戦復帰に向けたコンディション作りに励むものと見られている。
なお、伊藤が所属するバイエルンは2シーズンぶりの優勝を目指すブンデスリーガでここまで15勝3分1敗という成績を収め、首位に君臨。チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズでは最終節を残して、決勝トーナメントプレーオフ進出圏内の15位につけている。
By サッカーキング編集部
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