首位ユーヴェが2位ローマに3発快勝、勝ち点差を8に広げる

　セリエA第18節が5日に行われ、ユヴェントスとローマが対戦した。

　リーグ戦17試合を終えて勝ち点46で首位のユヴェントスと、同41で2位のローマの一戦。勝ち点差5で迎えた直接対決で、ホームのユヴェントスはアンドレア・ピルロやカルロス・テベス、フェルナンド・ジョレンテらが先発出場。一方のローマは、フランチェスコ・トッティやダニエレ・デ・ロッシらが先発メンバーに名を連ねた。

　先制点を奪ったのはユヴェントスだった。17分、ペナルティーエリア内でボールを持ったテベスが相手DFを引きつけ、右側へ短いスルーパスを送る。走り込んでいたアルトゥール・ビダルが右足シュートを決めた。前半は1－0で終了した。

　1点リードのユヴェントスは、後半立ち上がりに追加点を記録する。48分、左サイドで得たFKをピルロが蹴り込むと、ファーサイドに飛び込んだレオナルド・ボヌッチがスライディングボレーを決めた。

　2点リードを奪ったユヴェントスは攻撃の手を緩めない。75分、ローマのデ・ロッシがジョルジョ・キエッリーニに対する危険なタックルで一発退場となると、直後のFKから、ローマのレアンドロ・カスタンがゴールライン上でのハンドでレッドカード。瞬く間に2人の数的優位となったユヴェントスは、レアンドロ・カスタンのハンドで得たOKをミルコ・ヴチニッチが決めて3点目を記録した。

　試合は3－0で終了。ユヴェントスがローマに快勝し、勝ち点を49に伸ばした。ユヴェントスはローマとの勝ち点差を8に広げた。