インテル所属のDFキヴが契約解除…クラブが声明「忘れ得ぬ7年間」

キヴ

インテル在籍7年間で多くの栄光を手にしたキヴ(右) [写真]=Getty Images

 日本代表DF長友佑都の所属するインテルは31日、元ルーマニア代表DFクリスティアン・キヴとの契約を双方合意の上、解除すると発表した。

 現在33歳のキヴは、2003年にアヤックスからローマに加入。2007年夏にインテルへ移籍した。2010年には相手選手との接触により頭蓋骨を骨折し、手術。復帰してからは試合でヘッドギアを着用するようになった。センターバックやサイドバック、中盤でもプレーしたが、近年は度重なる負傷に悩まされ、試合から遠ざかっていた。

 クラブは、「成功とともに輝かしい、忘れ得ぬ7年間を過ごした。勝利の中に多くの苦難もあったが、チームメートともに決意を持って乗り越えてきた。インテルと彼はピッチやプロフェッショナリズムを超えた関係を築いてきた。クラブは偉大な強さ、忠誠を示し、素晴らしい歴史の間に主役を務めたクリスティアンに感謝する。キヴと家族の幸せを願う」と声明を発表している。

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