インテルのラノッキア、ダービー勝利へ「バロテッリは注意すべき」

　日本代表DF長友佑都が所属するインテルの、イタリア代表DFアンドレア・ラノッキアが4月30日、イタリアメディア『Sky Sport 24』のインタビュー応じた。

　ラノッキアは、次節のミラノ・ダービーに向けて、「全てのダービーに勝利することを期待しているし、何としてでも勝ちたい。今までのダービーで最悪だったのは、僕がインテルにきて初めて負けた試合。優勝がかかっていて負けたことは、最悪の記憶だ。ミラノ・ダービーは歴史があって、情熱的だ。試合前のこの1週間は雰囲気も良い。サポーターも熱狂するし、すごく力を与えてくれるよ」と意気込みを語った。

　日本代表MF本田圭佑が所属するミランの、イタリア代表FWマリオ・バロテッリについて聞かれると、「スキルもあるし、今シーズンはたくさん得点もしているから、注意すべきだね」と警戒を見せた。

　また、エリック・トヒル会長が今シーズン限りでの現役引退を示唆した元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティの去就に関しては、「今度のダービーはサネッティの最後のダービーになるかも知れない？ 本当にそうかな（笑）。フロントに転向するとしたら？ 彼はインテリジェンスで偉大な価値観を持った人だ。もしフロントに入ることを望んでいるとしたら、良い存在になると思うよ」と答え、最後の試合となることを否定した。

　インテルは現在、ヨーロッパリーグ出場権内の5位につけており、ミラノ・ダービーは4日に行われる。