セリエB優勝を果たしたパレルモに続き、エンポリが2位でセリエA直接昇格を決めた。2007-08シーズン以来の復帰となる。
5月30日に行われたセリエBのレギュラーシーズン最終節で、エンポリはペスカーラをホームで2-0と破り、勝ち点を72に伸ばした。直接昇格の可能性があったラティーナは、スペツィアとホームでスコアレスドローに終わったため、勝ち点68で3位に終わり、昇格プレーオフに参戦することとなった。
セリエA最後の昇格1チームを決めるプレーオフは、3位から8位まで6チームが出場。3日に一発勝負の予備予選がスタートし、5位モデナは8位スペツィアと、6位クロトーネは7位バーリと対戦。勝利した2チームはホーム&アウェー方式の準決勝に進み、3位ラティーナ、4位チェゼーナとそれぞれ対戦する。準決勝は6月8日と11日、決勝は15日と18日に開催となり、昇格最後の1枠を巡りこれから過酷な戦いが繰り広げられる。
一方、セリエC(2014-15シーズンからレーガ・プロ・プリーマ(3部リーグ)とセコンダ(4部リーグ)が1リーグに統合。名称もかつて使用されていたセリエCに戻る)に降格するのは4チーム。20位パドヴァ、21位レッジーナ、22位ユーヴェ・スタビアの3チームの降格が決定。最後の1チームは、18位ヴァレーゼと19位ノヴァーラがホーム&アウェー方式のプレーオフを行って決まる。