ウディネーゼ、元インテル監督ストラマッチョーニ氏を新指揮官へ

　ウディネーゼの新指揮官に元インテル監督のアンドレア・ストラマッチョーニ氏が招へいされることが決定的となった。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が2日に報じている。

　ウディネーゼは、2010年から4シーズンに渡り指揮をとったフランチェスコ・グイドリン監督が今シーズン限りで退任。スーパーバイザーとしてクラブに留まることが決まっている。

　クラブはストラマッチョーニと会談を行い、基本合意に達した模様。間もなく、正式発表となる見通しとなっている。数日前にはベテラン監督のルイージ・デル・ネーリ氏と交渉を行っていたが、破断となっていた。

　ストラマッチョーニ氏は2011－12シーズンにインテルの下部組織、プリマヴェーラを指揮。U－19のヨーロッパ王者を決める『NextGen Series』で優勝を果たしたことが、マッシモ・モラッティ前会長に高く評価され、優勝した翌日の2012年3月26日にトップチームに36歳の若さで抜擢された。2012－13シーズンも引き続き指揮をとったが、セリエAでの最終順位は9位に終わり、シーズン終了後に2年契約を残して解任された。

　ウディネーゼは今シーズンのセリエAで13位。4年ぶりに欧州カップ戦の出場権を逃している。