日本代表MF本田圭佑の所属するミランの、ユース部門ディレクターを務めるフィリッポ・ガッリ氏は10日、下部組織プリマヴェーラの新監督に元イタリア代表MFクリスティアン・ブロッキ氏が就任したことを発表した。
ブロッキ氏は、2013-14シーズンにアッリエーヴィ・プロフェッシオニスティ(シーズンが始まる年の1月1日に15歳になっていない選手で構成)の指揮官を務めており、内部昇格となった。
ミランは9日、プリマヴェーラの指揮官を務めていたフィリッポ・インザーギ氏が、トップチームの監督に昇格したことを正式発表。ブロッキ新監督はインザーギ氏の後任となる。
ガッリ氏は、「フィリッポ・インザーギのことを嬉しく思う。彼がこのような道を歩むことは分かっていた。とても気を引き締め、学ぶ意欲を持っている。トップチームでも良い結果が出せる大きなチャンスを得た。彼は決意を持ち、やってやろうという気持ちを抱いている」と語ると、ブロッキについては、「優秀な指揮官となるためのあらゆるカードを持っている人物」と続け、将来が嘱望された監督であると太鼓判を押している。