日本代表FW本田圭佑が所属するミランへの加入が決定的となっているフランス人FWジェレミー・メネズが11日、イタリアのミラノに到着した。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長と共に、ミラノのリナーテ空港に降り立ったメネズは今後、メディカルチェックを消化し、検査の結果に異常がなければミランと正式契約となる運び。
ローマからパリSGに移籍した2011年夏以来のイタリア復帰が目前と迫ったメネズは、「ミランに加入することができてとても嬉しく思う。これまでと同じように勝利を収めたい。パリSGを選んだ時のようにね。偉大なチームで、偉大なクラブであるからミランを選択した。ミランのフランス人選手とは、まだ連絡を取っていないよ。これから取るつもりだ。ローマ時代のメネズと今のメネズの違い? それはピッチの上で分かるだろう。4年前と比べてとても成長した」と言明。勝利を欲していることを強調している。
なお、契約は3年が提示されるものと見られ、所属先のパリSGとは今月30日に契約が切れるため、移籍金は発生しない。
27歳のメネズは今シーズン、リーグ・アンで16試合に出場し2ゴールに留まっている。