ローマは11日、18歳のU-21クロアチア代表DFティン・イェドヴァイをレヴァークーゼンにレンタル移籍すると、クラブ公式HPで正式発表した。
契約は、2年間の期限付き移籍で、2015-16シーズンの終わりに行使可能な完全移籍のオプションも含まれている。
5日には、現役時代にローマで活躍し、同クラブで監督経験もあるレヴァークーゼンでスポーツディレクターを務めるルディ・フェラー氏が「ローマとは良い取引となるだろう。ただ我々だけが関心を持っているわけではない。今シーズンはほとんど出番がなかったが、素晴らしいタレントだ。レヴァークーゼンでプレーさせるために努力する」と関心を持っていることを打ち明けていた。
イェドヴァイは昨年2月にクロアチアの名門ディナモ・ザグレブでプロデビューを飾ったセンターバックの逸材。母国では、レアル・マドリーに所属するルカ・モドリッチを凌ぐタレントとして期待されている。ただ、昨夏にローマに加入するも、出番には恵まれず。1月12日の第19節ジェノア戦でセリエA初出場を果たしたが、リーグ戦で2試合の出場に終わった。